【20分で完成】プリザーブドフラワー手作りキットの作り方を紹介します

数年間、その美しさを楽しむことが出来るプリザーブドフラワー。なんだか作るのが難しいイメージがありますが、キットを使えばいとも簡単に作品を作ることができます。

本文では、実際にプリザーブドフラワーのキットを紹介しながら、作品を作るために必要なすべての情報を記します。ぜひ最後までご覧ください。

目次

  • プリザーブドフラワーとは
  • プリザーブドフラワーを学ぶには
  • プリザーブドフラワーキットで「リングタベストリー」を作ってみる
  • キットの作り方【全15ステップで丁寧に解説】
  • キットを用いて他の作品も作ってみよう
  • まとめ

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーの写真

プリザーブドフラワーの「プリザ―ブ][preserve]は、保存するという意味を持っています。生花が美しい状態の際に摘み取り、生花の水分を抜いた後、保存液とオーガニック系の染料を吸わせて乾燥させることにより、プリザーブドフラワーは作られます。生花のような鮮やかさを、約3年ほど維持することが出来ます。生花の様に難しいお世話は不要です。母の日やお正月、仏花としても人気が出てきています。プリザーブドフラワーの正しいお手入れの方法については以下の記事をご覧ください。

プリザーブドフラワーを学ぶには

プリザーブドフラワーを学ぶために必要な事

プリザーブドフラワーを学ぶためには様々な知識が必要になります。しかしそういった知識は座学だけで身に付くものではなく、制作の経験から培うことができます。最初はワイヤリングなどの作業は難しく、挫折してしまうかも知れません。なので、あらかじめワイヤリングの作業が終わっているキットなどを選び、制作の経験を重ねることで、あなたの技術レベルは向上していきます。

プリザーブドフラワーキットで「リングタベストリー」を作ってみる

プリザーブドフラワーのリングタベストリー

それでは、上の写真のプリザーブドフラワー作品を作っていきましょう。難しいワイヤリングなどの作業は行う必要はありません。ご安心ください。誰でも20分ほどで制作することが出来ます。

必要な道具・花材

今回の解説では、EL TIEMPOの「プリザーブドフラワースターターセット」と「リングタベストリーキット」のみを用いています。他に道具や花材は必要ありません。両方とも以下のリンクから簡単に購入することが出来ます。2つ合わせても1万円程度と激安です。簡単にクオリティーの高いプリザーブドフラワーを作れるのでおすすめです。

道具の解説

使う道具

道具はEL TIEMPOのスターターセットに入っているものだけで出来ます。ネットでの購入が不安な方は、スターターセットを購入しなくても道具はホームセンターなどでも買えます。

  • グルーガン・グルーガンスタンド
  • 花用ハサミ
  • ピンセット
  • フローラルテープ
  •  続いて、各道具についてより詳細に紹介していきます。

    ①:グルーガン・グルーガンスタンド

    グルーガンはお花などを接着する際に使うノリのようなものです。強度はボンドなどよりかは弱いが、1分ほどで固定される特徴を持っています。プリザーブドフラワーには低温タイプのガンを用いますが、それでもかなり熱いので火傷にはお気を付けください。

     ②:花用ハサミ

    花用ハサミは、刃にワイヤーを切る時用のギザギザした部分があるものを選んでください。そうでないと刃がすぐにダメになってしまいます。(EL TIEMPOのスターターセットに入っているのはギザギザがあるタイプとなっています)

    ③:ピンセット

    プリザーブドフラワーの制作中は繊細な作業も求められます。花びらを触らなければいけない場面などで、ピンセットは大活躍します。

    ④:フローラルテープ

    フローラルテープは花同士の接着や疑似的に花の茎を作る時に使います。フローラルテープの引っ張ると薄く伸びて、くっつくなどの性質を利用して手早く簡単なテーピングが可能です。フローラルテープの使い方は以下の記事をご覧ください。

    花材の解説

    プリザーブドフラワーキットの花材

    EL TIEMPOのプリザーブドフラワー制作キットの中身は以下の様になっています。

    1. ワイヤリング済みアジサイ×3
    2. ワイヤリング済みカスミソウ
    3. ユーカリ×2
    4. 開花バラ×2
    5. カラーピン×2
    6. リング
    7. リボン(写真にはないが同梱されています)

     キットの作り方【全20ステップで丁寧に解説】

    では20分で制作できる「プリザーブドフラワーキットverリングタベストリー」の制作方法の解説をとっても丁寧に20ステップで解説していきます。

    セロテープを剥がします

    キットの袋から花材を取り出します。バラの底についているセロテープをピンセットとハサミを使って丁寧に剥がします。

    ユーカリの切り分け

    ②比較的太い方のユーカリを2:1に切り分けます。

    ワイヤリング

    ③ワイヤーがついている花材にフローラルテープを巻いていきます。フローラルテープの巻き方は、以下の記事でより詳しく解説しています。

    カラーピンをバラに刺す

    次に、カラーピンをバラの中心に上から刺します。ピンの後ろが尖っているので気を付けてください。ピンの中心より下の部分を持つと指しやすいです。

    ピンを切り落とす

    ⑤花用ハサミの奥のギザギザを使って、お花の下の部分に揃うようにピンを切り落とします。

    テーピングをする

    2本ともテーピングをします

    ⑥アジサイ2本、カスミソウ、ユーカリの3分の2の方を束ね、フローラルテープで巻いてとめます。また、切ってない方のユーカリとアジサイを束ねてフローラルテープで巻きます。

    交差してワイヤーをねじる ワイヤーでまとめます

    ⑦2本を交差して、長いワイヤーを巻きつけていきます。

    余分なワイヤーをカット

    ⑧はみ出したワイヤーを花用のハサミのギザギザ部分でカットします。

    グルーガンで本体に接着

    ⑨その後、グルーガンで本体の中心部分に接着します。

    バラの花をグルーガンで接着

    ⑩グルーガンでバラの後ろにグルーガンを付け、お花を留めます。同じように残りのユーカリも接着します。

    リボンも接着

    ⑪キットに入っているリボンをちょうちょ結びし、本体の上部にグルーガンで接着します。

    プリザーブドフラワーキットの完成品

    ⑫リボンの先端を斜めにカットし、お花の全体のバランスを整えます。

    ⑬本体の後ろを確認し、飛び出ているワイヤーなどがないか確認します。ケガが無いように気を配りましょう。

    ⑭ワインボトルに本体をかけます。

    ⑮完成です。

    キットを用いて他の作品も作ってみよう

    プリザーブドフラワーのキット

    EL TIEMPOが販売している他のキットを使って、作品を作ってみるのも楽しいと思います。あなたがもし、プリザーブドフラワーを自由に作れるようになりたいなら、最低でも2つほどのキット制作を経験しておいたほうがよいでしょう。

    このキットの作り方は以下の記事で詳しく解説しています。

    まとめ

    赤のプリザーブドフラワーの画像

    本文では【20分で完成するプリザーブドフラワー手作りキットの作り方】をご紹介いたしました。最後になりますが、私たちEL TIEMPOはプリザーブドフラワーボックスの専門店です。ご興味があればWEBサイトもご覧になってくださいませ。