【30分で完成】はじめてのプリザーブドフラワー作り方
何年も枯れずに綺麗に飾れるプリザーブドフラワー。完成したものを購入しても楽しめますが、意外にもかんたんに作品を作ることができます。
本文を読めば、プリザーブドフラワー制作を始める際に必要なことが全て分かります。ぜひ最後までご覧ください。
後半では、キットを用いた30分で完成するプリザーブドフラワー制作の解説をしていきます。
目次
- プリザーブドフラワーとは
- 必要な道具や材料
- 結局どうやって始めればいいの?
- 【誰でもできる】30分でプリザーブドフラワーキット作品を作ってみる
- キットを用いて他の作品も作ってみよう
- 花材を買える場所の紹介
- まとめ
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは、生花に長期保存用の特殊な加工を施したものです。生花のナチュラルな姿や風合い、鮮やかな花色を3年ほど保つことが出来ます。元々は生花であるものの、お手入れの方法は大きく異なります。正しいお手入れの方法については以下記事をご覧ください。
必要な道具や材料
プリザーブドフラワーの制作にはいくつかの道具や材料を準備しておく必要があります。本記事では網羅的に紹介していくので、必要なものについてしっかりと理解することが出来ます。じっくりお読みください。
必要な道具
プリザーブドフラワーの制作を行うためにはいくつかの道具を準備しておく必要があります。
- グルーガン・グルーガンスタンド
- 花用ハサミ
- ピンセット
- フローラルテープ
以上の道具はプリザーブドフラワー制作において必須です。これらがそろっていれば大体の作品を作ることが出来ます。EL TIEMPOのスターターセットを買えば、クオリティーの高い道具が安価で全てそろうのでおすすめです。
続いて、各道具についてより詳細に紹介していきます。
①:グルーガン・グルーガンスタンド
グルーガンはものを接着するために使う機材のことです。接着の強度はボンドよりは弱いが、1分程度で固定されるという特徴を持ちます。グルーガンには「低温タイプ」と「高温タイプ」が存在し、プリザーブドフラワーの制作には「低温タイプ」がよく使われます。グルーガンの使いかたは以下記事で解説しています。
②:花用ハサミ
花用ハサミは、刃の長さが5cm程度で、グリップが太いものを購入するのがおすすめです。また、刃にワイヤーを切るためのギザギザがあるものを選びましょう。両対応を謳っているものもありますが、すぐ刃がダメになってしまいますので気を付けてください。(EL TIEMPOのスターターセットに入っているのはギザギザがあるタイプとなっています)
③:ピンセット
プリザーブドフラワーの制作では非常に細かい作業を行うため、ピンセットの準備もしておきましょう。花びらを動かさなければいけない場面では特に重宝するアイテムです。
④:フローラルテープ
フローラルテープは花同士の接着や疑似的に花の茎を作る時に使います。フローラルテープはクレープ上に縮めた紙にロウをコーティングしたもの。引っ張ると薄く伸びる、温度や摩擦でくっつくなどの性質を利用して手早く簡単なテーピングが可能です。フローラルテープの使い方は以下の記事をご覧ください。
⑤:その他の道具
以上でプリザーブドフラワーの制作に必須の道具をご紹介しましたが、その他にも作品次第で必要な道具が存在します。キットなどを買わずに、自分で1から作品の制作を行いたい方は、以下の記事で学ぶと良いでしょう。
プリザーブドフラワーに使える花材
プリザーブドフラワーにはたくさんの種類のお花を使用することが出来ます。代表的なものからご紹介いたします。
カスミソウ
たくさんのカラーバリエーションがあり、使いやすい花材です。やわらかい印象があるので、他の花材との間でバランスをとるのに使えます。
アジサイ
安価でボリュームがあります。全体を華やかな印象に仕上げることが出来ます。
スターチス
とても小さなお花です。かわいい印象を作ることが出来ます。
バラ
代表的なお花です。存在感があるので、作品の顔となることが出来ます。
カーネーション
バラとの相性が抜群の花です。
ボアプランツ
猫じゃらしのような可愛い見た目で、色々なカラーがあります。
結局どうやって始めればいいの?
プリザーブドフラワー制作には本当にたくさんのバリエーションが存在します。しかし、基礎的な技術を一通りマスターすれば、あとはそれを作品ごとに応用させていくだけです。まずはしっかりとした道具を揃えて、キットなどを使って学んでいくのがベストでしょう。キットを使えば、作品の制作も手軽に楽しめますし、基礎的なスキルも楽しく学べます。
【誰でもできる】30分でプリザーブドフラワーキット作品を作ってみる
それではさっそく、写真のプリザーブドフラワー作品を作ってみましょう。難しいワイヤリングなどの作業は行う必要がありませんのでご安心ください。誰でも簡単に制作できますよ(^_-)-☆
道具
道具はEL TIEMPOのスターターセットに入っているものだけで出来ます。ネットでの購入が不安な方は、スターターセットを購入しなくても道具はホームセンターなどでも買えます。
材料
今回はEL TIEMPOのプリザーブドフラワー制作キットを用います。他に必要なものはありませんのでご安心ください。ワイヤリングの作業は初心者には少し難しいため、キットには既にワイヤリング済みのものが入っています。
- ワイヤリング済みアジサイ×3
- ワイヤリング済みカスミソウ
- ユーカリ×2
- 開花バラ×2
- カラーピン×2
- リボン(写真にはありませんが同梱されています)
キットの購入は以下から行えます。
キットの作り方【全20ステップで丁寧に解説】
では30分で制作できるプリザーブドフラワーキットの作成方法をすごーく丁寧に20ステップで解説していきます。
①キットから花材を取り出します。バラの底についているセロテープをピンセットとハサミを使って丁寧に剥がします。
②ワイヤーがついている花材にフローラルテープを巻いていきます。フローラルテープの巻き方は、以下の記事でより詳しく解説しています。
③アジサイ二つの高さを少しずらしてフローラルテープで束ねます。
④フローラルテープで2~3周巻きます。
⑤キットに入っているリボンを半分に切ってください。そのあと、束ねたテープの1cm下に、リボンをちょうちょ結びします。
⑥その後ワイヤーを下から1cmほど切り落とします。
⑦温めていたグルーガンで、リボンの結び目の後ろに温めていたグルーガンを付けます。
⑧そしてフレームの左上に接着します。この際、やけどには気を付けてください。リボンの形もこの段階で好みに整えてください。
⑨次に、カラーピンをバラの中心に上から刺します。ピンの後ろが尖っているので気を付けてください。ピンの中心より下の部分を持つと刺しやすいです。
⑩花用ハサミの奥のギザギザを使って、お花の下の部分に揃うようにピンを切り落とします。
⑪2つのバラの下部分にグルーガンを付けます。
⑫フレームに接着します。
⑬残りのアジサイとカスミソウも②~⑧の手順と同じように、フローラルテープで束ねていき、ワイヤーの先を切り落とします。
⑭グルーガンで右下に接着します。
⑮同様に青のバラとユーカリもグルーガンで接着していきます。
⑯2つのユーカリをいくつかに切り分けます。お好きなように切り分けてみてください。
⑰ユーカリの茎にもグルーガンを付けて、接着していきます。この際、グルーガンで接着した部分が、中央の白バラで隠れるようにすると綺麗です。
⑱最後に余ったリボンでお好みにアレンジしていきます。リボンの先を斜めに切るとオシャレです。アレンジは上の写真を参考にしてみると良いでしょう。
⑲フレームの後ろに出っ張っているワイヤーなどがないか確認します。
⑳完成です。お疲れ様でした。
キットを用いて他の作品も作ってみよう
キットを使って他の作品も作ることが可能です。自分で一から作るのがまだ不安な人や、もっと練習を重ねたい人は、ぜひ試してみてください。以下のキットではワインなどに掛けておしゃれなインテリアを作れます。ご覧ください。
このキットの制作方法は以下記事でご紹介しています。
花材を買える場所
本記事ではキットの花材を使いましたが、いずれは1から自由にお花を選び、制作したくなると思います。そんなときにおすすめの花材屋さんをいくつかご紹介いたします。
ホームセンター
場所にもよりますが、東急ハンズや島忠ホームズ、Olympicなどで購入することも出来ます。
アナサッカ
確実にプリザーブドフラワーが手に入るお店です。1年を通じてプリザーブドフラワーの購入をすることが出来ます。
まとめ
本文では、「30分で完成するはじめてのプリザーブドフラワー作り方」をご紹介しました。私たちEL TIEMPOはプリザーブドフラワーボックスの販売を専門にしています。ご興味があればWebサイトもチェックしてみてくださいね(^^)/