【写真で解説】プリザーブドフラワーのテーピング方法が3分で分かる
プリザーブドフラワーでワイヤリングを行った後、仕上げとしてワイヤーにフローラルテープを張っていく、「テーピング」を行います。
本記事では、その「テーピング」の正しい手順を、写真と共に丁寧に解説していきます。本記事を読めば、テーピングについて必要な基礎知識が全て身に付くので、最後までご覧ください。
目次
- テーピングとは
- テーピングの3つのポイント
- テーピングの方法【写真で解説】
- スターターセットのご紹介
- まとめ
テーピングとは
テーピングとは、ワイヤリングの仕上げとして、ワイヤーにフローラルテープを張っていく作業のことです。しっかりとテーピングをすることが出来れば、ワイヤーが花材から外れることもなくなります。また、むき出しになっているワイヤーの脚をまとめたり、自然な茎の様に見せたり、花材の乾燥を防いだりする効果もあります。
テープはクレープ上に縮めた紙にロウをコーティングした「フローラルテープ」という専用のものを使います。引っぱると薄く伸びる、温度や摩擦でくっつくなどの性質を持ち、簡単にテーピングを行うことが可能です。
テーピングの3つのポイント
細いワイヤー一本ずつにテーピングをするのは手間に感じるかも知れません。しかし、手順を覚え、以下の3つのコツを理解すれば本当に簡単にテーピングを行うことが出来ます。
ポイント1:引っ張ると巻き付く性質を利用しよう
フローラルテープは伸ばすと内側に巻き込む性質をもちます。これを利用すれば、細く薄く、少ない回転で長くくるむことが出来ます。イメージ的なお話になりますが、「ワイヤーに巻き付ける」というよりも、「ワイヤーに沿って引っ張る」ことを意識するとより自然にテーピングを行えるようになります。
ポイント2:回すのはテープではなくワイヤー
テープを持ち、ワイヤーを回転させましょう。テープを回して巻きつけるととても時間がかかってしまいます。また、テープを回すと支点が定まらず均一になりません。
ポイント3・テープの切り口から剥がさず、脇から剥がして
フローラルテープの性質上、切り口はとても剥がしにくいです。使うときは以上の写真のように、テープの縁からほぐしていって、そこから切り口に向かってほどけばスムーズに引き出すことが出来ます。
テーピングの方法【写真で解説】
まずは手元にワイヤリングを終えたプリザーブドフラワーを準備してください。
①フローラルテープを長めに引き出します。テープの先端をあなたの右手人差し指の上にのせ、その上に花材をのせます。
②右手の人差し指と親指を使いテープをガクに2周巻きつけます。その後、テープを巻き下ろしていきます。その間、常に左手を茎に添えてください。
③テープは伸ばせば伸ばすほど、しっかりと固定されます。巻き終わったら、右手でワイヤーの橋をつまんで持ち、左手でワイヤーを回転させます。何周かすると、自然とテープが切れ、切り口が滑らかになります。テープはワイヤーの端までしっかりと巻くようにしましょう。
④完成
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まとめ
本記事では、プリザーブドフラワーの正しいテーピングの方法をご紹介しました。あなたもテーピングを使いこなして、フローリストへの階段を昇っていってください。「キットを使ったプリザーブドフラワーの制作」も別の記事で紹介しております。ぜひご覧ください。
最後に私たちEL TIEMPOは英国スタイルのフラワーボックスを作っているブランドです。ぜひホームページもご覧になってください。