【写真で解説】プリザーブドフラワーのテーピング方法が3分で分かる

テーピングの手順②プリザーブドフラワーでワイヤリングを行った後、仕上げとしてワイヤーにフローラルテープを張っていく、「テーピング」を行います。

本記事では、その「テーピング」の正しい手順を、写真と共に丁寧に解説していきます。本記事を読めば、テーピングについて必要な基礎知識が全て身に付くので、最後までご覧ください。

目次

  1. テーピングとは
  2. テーピングの3つのポイント
  3. テーピングの方法【写真で解説】
  4. スターターセットのご紹介
  5. まとめ

テーピングとは

テーピングの完成品

テーピングとは、ワイヤリングの仕上げとして、ワイヤーにフローラルテープを張っていく作業のことです。しっかりとテーピングをすることが出来れば、ワイヤーが花材から外れることもなくなります。また、むき出しになっているワイヤーの脚をまとめたり、自然な茎の様に見せたり、花材の乾燥を防いだりする効果もあります。

テープはクレープ上に縮めた紙にロウをコーティングした「フローラルテープ」という専用のものを使います。引っぱると薄く伸びる、温度や摩擦でくっつくなどの性質を持ち、簡単にテーピングを行うことが可能です。

テーピングの3つのポイント

細いワイヤー一本ずつにテーピングをするのは手間に感じるかも知れません。しかし、手順を覚え、以下の3つのコツを理解すれば本当に簡単にテーピングを行うことが出来ます。

ポイント1:引っ張ると巻き付く性質を利用しよう

フローラルテープは伸ばすと内側に巻き込む性質をもちます。これを利用すれば、細く薄く、少ない回転で長くくるむことが出来ます。イメージ的なお話になりますが、「ワイヤーに巻き付ける」というよりも、「ワイヤーに沿って引っ張る」ことを意識するとより自然にテーピングを行えるようになります。

ポイント2:回すのはテープではなくワイヤー

ワイヤーを回します

テープを持ち、ワイヤーを回転させましょう。テープを回して巻きつけるととても時間がかかってしまいます。また、テープを回すと支点が定まらず均一になりません。

ポイント3・テープの切り口から剥がさず、脇から剥がして

フローラルテープの剥がし方

フローラルテープの性質上、切り口はとても剥がしにくいです。使うときは以上の写真のように、テープの縁からほぐしていって、そこから切り口に向かってほどけばスムーズに引き出すことが出来ます。

テーピングの方法【写真で解説】

まずは手元にワイヤリングを終えたプリザーブドフラワーを準備してください。

テーピングの手順①

①フローラルテープを長めに引き出します。テープの先端をあなたの右手人差し指の上にのせ、その上に花材をのせます。

 テーピングの手順②

②右手の人差し指と親指を使いテープをガクに2周巻きつけます。その後、テープを巻き下ろしていきます。その間、常に左手を茎に添えてください。

テーピングの手順③

③テープは伸ばせば伸ばすほど、しっかりと固定されます。巻き終わったら、右手でワイヤーの橋をつまんで持ち、左手でワイヤーを回転させます。何周かすると、自然とテープが切れ、切り口が滑らかになります。テープはワイヤーの端までしっかりと巻くようにしましょう。

テーピングの手順④

④完成

プリザーブドフラワーのスターターセットのご紹介(フローラルテープ付き)

プリザーブドフラワーのスターターセット

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まとめ

EL TIEMPOの画像

本記事では、プリザーブドフラワーの正しいテーピングの方法をご紹介しました。あなたもテーピングを使いこなして、フローリストへの階段を昇っていってください。「キットを使ったプリザーブドフラワーの制作」も別の記事で紹介しております。ぜひご覧ください。

最後に私たちEL TIEMPOは英国スタイルのフラワーボックスを作っているブランドです。ぜひホームページもご覧になってください。